この表現方法が商品パッケージとなるとまた違うノウハウになってくる。
商品パッケージの場合、店頭に並ぶというのと通販などのパッケージとは表現の方向性が変わります。
例えば店頭で販売するお菓子(クッキー等)のパッケージの場合は明らかに美味しそうに見えるかなので大抵お菓子メーカーは似た表現が多い。しかも赤、黄色、オレンジなど暖色系のカラーリングが多い。
これが店頭で販売する化粧品となるとこれはデザイナーは楽しいでしょ。 イメージの世界。
でも最近ワンパターンになってきてるけど。 自称アーティーストの世界かもしれません。お金もかけるしね。 でもパッケージより中味にお金掛けた方がいいのに…とも思いますが。
では中小企業で商品パッケージを開発する場合は、あまりパッケージにお金を掛けられず制約も多いのが悩みのタネ。 ここでまた切り口。要はアイデアで良いものも作れるということです。
例えば、容器は有りものを使う。 印刷はラベルで対応、もしくは2色位で直接ホットスタンプか印刷。フィルム印刷はロットが多くしないと印刷できないので最初はあまりリスクを掛けない方法で考えた方がいいと思います。
そうなってくるとデザインセンスが重要なポイントになる訳です。
意外に多いのが何十年前のデザイン?と思うくらいクオリティーが低いのを目にします。 予算が無いのは分かりますが、デザインのクオリティーを上げて印刷経費を下げるような努力をしないとヤバイです。 印刷経費を掛けない分、デザインセンスで倍以上商品を良く見せることが可能になります。
明らかにデザインを経営資産として考えている企業はやはり売上にも結果が出ます。また、 商品サイズも物流コストにまでトータルに影響してくるので重要です。 1ミリの違いで送料が倍掛かってしまう事だってあり得るので細かい部分まで想定することが必要になります。